2004年04月26日

決断のとき

父の様態は相変わらず…という感じできています。血小板も最悪の状態になっていないものの、3万で止まっているという感じで増えてはこないというのがもどかしいところです。

父の病気に関してはいろんな検査の結果、腎臓のみに障害が起きているということはわかってきました。その場合、ステロイドが効果的であることもわかっているのですが、父はもともとB型肝炎をもっていて、ステロイドを使う課程でそのB型肝炎が劇症肝炎へいってしまう可能性があり、もし劇症肝炎になると命の問題になってくるとのことでした。つまり簡単にステロイドを使うという決断ができないというわけです。

今までステロイドどうだろうか?という形できていましたが、父も3週間に及ぶ集中治療室で気力も体力も弱ってきており、すでにステロイドを使い始める時期としては限界にきているようでした。

主治医の先生は腎臓内科の先生ですが、肝臓内科の先生や、血液内科、その他前の病院の先生ほかにも相談してくださっており、家族や本人の意見で最終的に動くかどうかと言うところまできていたようです。

劇症肝炎と聞くとやはり怖いです。とりかえしがつかないわけですし、でもこのままステロイドを使わないというのであれば、今からよくなるかどうか自然に待つというのですからそれも父にとっては酷でしょうし…。

『あの〜、今のままだとどうなるのでしょうか?』との問いに先生は
『今の状態から立ち上がるのを見守るしかないです。』とのこと。うーん。

劇症肝炎になるのは100人にひとりなのだそうですが、それを少ないととるか多いととるかは難しいと先生は言われていました。確かに少なそうですが、10000人いれば100人ですし、少ないとはいいきれないのかもしれません。ちなみに、劇症肝炎を併発するのは、ステロイドの量を減らす課程でのことだそうです。最初40mlのステロイドを1ヶ月ほど入れるのだそうですが、次に30ml,20ml…という風に少なくしていく課程で、押さえつけられていたB型肝炎がステロイド量が減ったことをいいことにいきなり猛威をふるうのだそうです。もし一度ステロイドを実行すると、やっぱりやめる…ということはできないので決断後はステロイドを投与し続けないといけないことも聞きました。

はっきりいってすぐに結論するには難しい話でした。ただ、
『もし、ステロイドを使うことになればいつから始まるのですか?』
という質問に対して

『今晩から行きます。』
と言われたことを聞くと、本当に限界なのかもしれないと思いました。

母、私、旦那で話した結果、
『このままここにいるようにしても父がかわいそうだし、先生も劇症肝炎にならないようにほかの薬を処方してくれたり努力してくれるわけだからお願いしよう。』
という結論に至りました。リスクはあるのですが、やはり父に今まで通りの生活をしてほしいのです。

ただ自分たちで話すとわけわからなくなりそうだし、先生に本人に話してもらうようにお願いしました。(的確に伝える自信もなかったですし。)

先生の話を聞いて、いつも自分で決断する父が、『どうしようか?』と私たちに意見を求めてきました。やはり決断するのにはこわかったのかもしれません。私たちは先生に説明してもらってその誠意を感じたし、やはりいつまでもここにいても父にとってもつらいだけ(先の見えない長い戦いになってしまいますし)だから承諾したことを伝えると、

『頑張ってみようか。』

と言いました。その間ずっと手を握って離さなかった父がなんかかわいそうでなりませんでした。しかしこれから頑張るのに泣いていられません。涙もろいので泣きそうな顔になっていたのはモロわかりだったと思うのですが、頑張らないと!

12月に退院するまで100日の闘病生活を送ってきてようやく通常に戻ったのにその3ヶ月後にはまた大きな病気。なんとか通常の生活に戻してあげたいです。

決断後、この日ステロイド治療が始まりました。一緒に頑張っていきたいと思います。
posted by ともとも at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記帳 なんでも日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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