2004年10月28日

レッドソックス 逆境が生んだワールドチャンピオン

ついに!ついに!ついに!!ボストン・レッドソックスがワールドチャンピオンになりました。これでもう呪いだの言われることはないでしょう…が、どちらかというと呪いが解けたうんぬんというよりも、選手が気迫でもぎ取ったチャンピオンというイメージが強かったですね。ディビジョンシリーズから応援してきたレッドソックス。ヤンキースとしても自分たちが負けたチームがワールドチャンピオンになったというのはまだよかったといえるかもしれません。しかし、日本人的にはゴジラ松井選手の夢を砕き、田口選手の夢も砕いたレッドソックス…とも言えるかも。

でも強かったですね。やはりチャンピオンシップシリーズの3連敗の後の4連勝が効いているのでしょうか。試合前のラミレス選手の発言『僕たちにはあの経験(3連敗の後でも4連勝することがある)ある。だから(王手だとはいえ)手をゆるめることはしない。』はその勢いと気迫を物語っていたとも思います。

いや〜なんといってもセントルイスは打撃のチームですから、そのチームにバッティングをさせなかったレッドソックスのピッチャー陣はすばらしかったと思います。特に、このワールドシリーズではカーディナルスの3番プホールズ選手、4番ローレン選手にまったくといっていいほど仕事をさせず、逆にカーディナルスとしては痛すぎでしたね。打撃戦になったのは1試合目だけで後はレッドソックスの投手がぴりっと締めていました。シーズン中は13ゲームの大差をつけ、いち早く地区優勝を決めた…いわば楽勝で一抜けしたカーディナルスに対して、苦しんで苦しんでワイルドカードで出場したレッドソックス。その苦しみ、途中にあった逆境が彼らを強くしたのかもしれませんね。


そして毎試合先取点はレッドソックス。これもムードが全くと言っていいほど変わらなかった要因でもあり、プレッシャーになったのかもしれません。今日も1回にあっさりジョニー・デーモン選手に先頭打者ホームランで先取点を与えてしまい、これが変なプレッシャーになったのでしょう。どんどん空気が重たくなっていっているのが(逆にレッドソックスは楽になっていっているのが)テレビで見ていても分かるほどでした。おそらく本拠地で行っているカーディナルスだけに、スタジアムのムード全体が重たく選手にのしかかってきていたのではないでしょうか。

カーディナルスは8回表にノーアウト2.3塁という最大のピンチを迎えたとき、登場したのはこのワールドシリーズで一度も登板していないクローザーのイズリングハウゼン投手でした。まずはベルホーン選手を歩かせて満塁にし、どこでもアウトが取れるようにセット。しかしここで得点されると大失点につながるのも事実。この場面でもレッドソックスはピンチヒッター、ピンチランナーを多用し、とにかく攻めをゆるめませんでした。結果2つの三振とホームへのフォースアウトでレッドソックスは得点することが出来ず、カーディナルスは離されず3-0のまま終わりましたが、その裏への攻撃に流れを持っていくことまで出来ませんでした。

8回裏にサンダース選手のファーボールの後、ワンアウト1塁で代打の発表があったとき、田口選手が登場するかと思ったのですが、新人のルナ選手が登場してちょっとびっくりしました。解説の与田さんもおっしゃっていましたが、ピッチャーを一度でも見て知っている田口選手をここで起用した方がいいのではと思ったからです。なんか甲子園でよく負ける前に全員出しておこうみたいな感じのことをするじゃないですか。あんな感じにとれるというか(作戦があったのかもしれませんけどね。田口選手後のためにとっておきたかったのかもしれませんが…。)そんな気がしちゃいました。あっさり新人君は三振でツーアウト。そして続くラリー・ウォーカー選手もショートへのポップフライでスリーアウト。決まったな…という感じがしました。

9回裏、出ました!守護神キース・フォーク投手。彼は本当にこのプレーオフすごく活躍しましたよね。またもや彼の登場です。プホールズ選手にヒットを許すも、続くローレン選手、エドモンズ選手をアウトにとってツーアウト。そして最後のバッターはレンテリーア選手でした。フォーク投手へのピッチャーゴロ。ファーストに送ってゲームセット。実はこのとき、田口選手はヘルメットをかぶり準備をしていました。その様子がテレビに映し出されていて、おそらく、つながれば、田口選手の出番だったと思われます。うーん、これは残念。この試合でも彼の打席を見たかったです。最後、大喜びをするレッドソックスナインを呆然と見つめていましたね。あ〜その姿はホントにせつない。

でもでもでも、レッドソックス…本当にやりましたね。ただ、彼らって本当に地元での優勝に縁がないというか…できれば本当ならフェンウェイパークで優勝したかったでしょうが、そんなこと言ってられませんね。4タテですからすごいことです。

MVPはラミレス選手。前回のチャンピオンシップシリーズでのMVPがオルティーズ選手ですからこの日米野球MVP×2がやってくるはずです。(キャンセルされないかどきどきですが…)すごーい。

これでMLBもシーズンが終わってしまいました。明日から寂しくなりますが、オフの動きをまた気にしながらどきどきしようと思っています。日米野球もあるし。(^ ^)

シリング投手、気合いで持たせたこのシリーズが終わったからにはしっかり休んで治療に専念してもらいたいです。どちらのチームの選手もホントお疲れ様でした。

そしておめでとう!レッドソックス
posted by ともとも at 15:35| Comment(3) | TrackBack(4) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちはー。
まさか4タテとは!レッドソックスすごすぎますー!やっぱりヤンキースとの戦いでかなりの自信に繋がったのでしょうね。あっという間の4連勝、見事でした。
そして田口選手をはじめカーディナルスはほんとに残念でした。
接戦に持ち込むくらいの戦いをしたかったでしょうね。
この悔しさをバネに来年も頑張って欲しい〜!
Posted by みろり at 2004年10月28日 18:49
 いや〜まさかの4タテですな。ボストンおめでとうっす!

 これで晴れて「世界一」の3・4番として日本にやってくるんですね。>ラミレス&オーティズ
 ・・・ドタキャンするなよ、ご両人!
Posted by うっでい at 2004年10月29日 00:55
おはようございます〜。

>みろりさん
そうなんですよ。つまりチャンピオンシップシリーズからすると8連勝!すごすぎです。勢いというのは大きいんですね〜。。実質内容的にはヤンキースとの戦い方の方がワールドシリーズ的だったような…。田口選手も一番最後まで戦えたことを誇りにして来シーズンに向けて頑張ってほしいですね。

>うっでいさん
お久しぶりです。まさかまさか…でした。というかカーディナルスがいまいちだったという感じもしますね。
そうなんですよ!ドタキャン、これが一番今心配の種です。どうか日本に無事来る運びになりますように…願うばかりですよね。
Posted by ともとも at 2004年10月29日 09:27
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